木の国・和歌山 紀州材

和歌山県が育んだ良質な木材「紀州材」

和歌山県は、古くから「紀州・木の国」と呼ばれ、優れた木材を産み出す林業地として位置づけられてきました。
なかでも紀州材は、住宅用の木材として強度や、色合い・目合いの良さなどで評価され、「木の家」づくりにふさわしい木材として注目されています。
そして今、まさに木の国・紀州の森で最高級の杉や桧が育っています。

免震・耐震・制震技術

和歌山県は県土の77パーセントを森林が占め、そのうち民有林の面積は346千ha(森林面積の95パーセント)です。
現在、民有林面積の61パーセントにあたる209千haが人工林となっており、その齢級構成は11齢級をピークに9齢級以上が約8割を占めるなど利用可能な資源は成熟しています。

和歌山県は古くから「紀州・木の国」と呼ばれ、優れた木材を生み出す林業地として位置づけられてきました。

紀州材は、住宅用の木材として強度や色合い・目合いの良さなどで評価され、「木の家づくり」にふさわしい木材として注目されています。

紀州材の特性1

耐震補強技術

和歌山県では、紀州材の強度性能をはじめとした各種性能を評価するための実証試験を行っています

紀州材の特性2

(1)木は、湿気が多いと水蒸気を吸い込み、少ないと水蒸気を放出します

(2)木は熱伝導率が低く、その効果は断熱材並みです

(3)木は時間が経つと乾燥し強度が増します

(4)木は着火しても表面が炭化して燃え尽きるのを防ぎます

(5)木は消臭・殺菌効果のある成分を放出し空気を浄化します

(6)木は表面の凹凸で反射光を目に優しく調節します

7)木は不快音を吸収し、音をまろやかにします